「ネストテーブル」か、「ネスティングテーブル」か?
ネストテーブル、ネスティングテーブル、どちらが正式名称なのでしょうか?
私も知らなかったので調べてみると、ネストテーブルは和製語のようで、ネスティングテーブルが一般的な呼び方とのこと。
ただ、ネストテーブルの方がよく使われている気がしますが、以下ではネスティングテーブルと書いていきます。
ネスティングテーブルは、同じデザインの小ぶりなテーブルが入れ子になったテーブルです。
マトリョーシカのテーブル版的なイメージです。
3つで1セットのパターンが多いです。
ネスティングテーブルは先述の通り、同じデザインの大きさ違いのテーブルなのですが、そのデザイン性が、とてもおしゃれな家具で、すごく惹かれます。
おそらく同じデザインの連続があるから余計に美しく見えるのだと思います。
デザイン手法の一つ反復の効果ですね。
また、小さい机というだけでとても可愛らしく魅力的な存在なのです。
そして、ものによってはテーブルトップがタイルになっているタイプもあります。
ネスティングとは、入れ子の意。
カール・ハンセン&サン社のCH004 ネスティングテーブルは、3台のテーブルで構成され、1台単独でも複数の組み合わせでも、さまざまなバリエーションで展開することができます。
入れ子でも単独でもバリエーション豊かに、空間に溶け込む名作家具です。
1952年に発表された〈CH004 ネスティングテーブル〉は、周囲と調和する家具を生み出してきたウェグナーらしいアイデンティティが感じられる家具です。
軽やかでオーガニック、どんな空間にもすっきりと溶け込むよう、考え抜かれたデザインです。
クラシックなほぞ継ぎは、カール・ハンセン&サンのクラフトマンシップを確認できる部分で、職人の高い技術で美しい仕上がりとなっています。
〈CH004 ネスティングテーブル〉は、常にデザイン全体とディテールの両方に気を配るウェグナーらしいディテールが表現されているのも特徴で、丸みを帯びた先細りの脚や、わずかにカーブを描く前面と背面のストラットにも、オーガニックで心地よいデザインが施されています。家具全体で調和のとれたものとなるよう、どのパーツ(それぞれのテーブルトップと脚)も、各テーブルのサイズに比例した寸法となっています。
先細りの脚、ほぞ継ぎ、繊細なカーブといったハンス J. ウェグナーの特徴を備えたディテールは、ミニマルでありながらもオーガニックなデザイン。軽やかで控えめな外観は、どんなスタイルのインテリアにもすっきりと溶け込みます。
こちらの CH004 ネストテーブル は、FSC認証を獲得した木材を使用しています。
認証された木材を使用することで森林の破壊や劣化を招くことなく、森の保全に貢献しています。
また、常にデザイン全体と細部の両方に気を配るウェグナーらしいこだわりも随所に表現。控えめでシンプルな外観でありながら、丸みを帯びた先細りした脚のデザインやわずかにカーブを描く前面と背面のストラットなど、空間との調和を大切にしたオーガニックで心地よい仕上げに心打たれます。さらに、それぞれの木材パーツはほぞ継ぎといわれるクラシックな接合技術が用いられており、カール・ハンセン&サンによる匠の技術がうかがえます。
素材のコントラストを楽しめるオークとウォールナットのミックスタイプも登場。それぞれで異なる経年変化が見られ、時が経つほど味わい深い趣に。
軽やかなデザインのこのテーブルは、あらゆるスタイルのインテリアにすっきりと溶け込むアイテムですが、なかでもウェグナーのウィングチェアやママベアチェアのサイドテーブルにぴったり。
小型のソファに合わせるコーヒーテーブルとしても最適です。
重ねたり、並べたり、それぞれ別の部屋で使ったり、フレキシブルな暮らしがもたらす心地よさをネスティングテーブルと共に味わってみてください。
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